トップ > 最新情報 > 第10回MSL＆FIRST講演会 (Charles Q. JIA教授)を開催　7/27，2016

第10回MSL＆FIRST講演会 (Charles Q. JIA教授)を開催　7/27，2016

以下の通り第10回フロンティア材料研究所講演会を開催いたしました．

日時：平成28年7月27日（水）　14:00～15：00

場所：精研　R2高層棟1階　第2セミナー室

講演者：Charles Q. JIA教授（トロント大学）

講演題目：　 "Biochar as Enabling Materials for Sustainability"

参加人数：　17名（教員4名）

トロント大学の化学工学・応用化学科のJia教授に現在トロント大学で行われている自然界の炭素の有効活用に関しての講演をしていただいた。
参加者は教員４名、学生１３名の参加者であった。
炭素循環技術はカーボン・ニュートラル（炭素無排出循環）であるのに対し、現在計画されている技術はカーボン・ネガティブ（炭素低減）の概念に基づいている。特にカナダの森林資源をバイオチャーに変換してスーパーキャパシタの原料に変える技術に関して詳細に説明していただいた。技術のサスペンナビリティと自然界の物質収支をベースに、最先端の技術への応用を議論され、非常に有効な知見が得られた。質疑応答に関しても活発な議論がなされた。

Prof. Kirk shared his experiences of the works on Vanadium Flow Battery. The lecture covered the fundamental mechanisms involved in a flow-type battery and why vanadium is used. In addition, Prof. Kirk also introduced the problems encountered in practical application of the technology. During the Q&A section, a lot of the discussions were made on the practical problems such as the cost in capital cost of a vanadium flow battery plant, and the possible solutions to lower the cost of the vanadium metal.

第10回MSL＆FIRST講演会 (Charles Q. JIA教授)を開催 7/27，2016

第10回MSL＆FIRST講演会 (Charles Q. JIA教授)を開催　7/27，2016